不倫騒動の渦中にある作家の乙武洋匡氏が、４０歳の誕生日前日の５日、都内のホテルで「乙武洋匡を囲む会」を開いた。

　３月２４日発売の雑誌「週刊新潮」で５人の不倫相手がいると報じられ、同日に妻の仁美さんと連名で謝罪文を発表後、
初の公の場。出席者によると、乙武氏は冒頭のあいさつで「自分の不徳の致すところ。しっかりともう１度、妻と一緒に頑張ります」と謝罪したという。
仁美さんは会の最後に「自分で周りのことをできないつらさが（夫に）本当にあったと思う。もう次はない」とあいさつ。夏の参院選出馬の話はなかったという。

　乙武氏については、自民党が夏の参院選に擁立する方向で最終調整し、本人も先月１９日に都内で開かれたシンポジウムで
「政治がベストと判断する時が来れば覚悟をする時が来るのかも知れない」と出馬に意欲を見せたが、その直後に不倫が報じられた。
それを受け、自民党は同３０日に擁立を断念。同３１日には「週刊新潮」が、５人の不倫相手とは別のアラサー美女との不倫も報じていた。

　この日の会には、政治評論家の田原総一朗氏、脳科学者の茂木健一郎氏、猪瀬直樹前東京都知事、広木隆一監督、ジャーナリストの津田大介氏、
堀江貴文氏、神田うの、元陸上五輪代表選手の為末大氏ら、各界から親交のある著名人、関係者が出席した。

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