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:2016/04/08(金) 21:18:36.60 ID:
サンケイスポーツ 4月8日(金)21時11分配信 涙の北島、引退を表明「自信を持って次のステージへ行きたい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160408-00000559-sanspo-spo
 競泳のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権第5日は8日、東京辰巳国際水泳場で行われ、
男子200メートル平泳ぎ決勝で33歳の北島康介(日本コカ・コーラ)は2分9秒96の5位に終わり、
出場権獲得はならなかった。

 5日の100メートル平泳ぎも、決勝は59秒93の2位だったが日本水連が定めた派遣標準記録(59秒63)を切れず、
代表入りを逃しており、五輪を狙うのは“ラスト”という覚悟で臨んだ北島の大会が終わった。

 北島は序盤から積極的に飛ばし、150メートルを五輪出場圏内の2位でターンする。しかし、
残り50メートルで失速。最後に3人にかわされてレースを終えた。

 プールから上がると、観客に手を振って応えた。涙はなく、「オリンピックにいきたいという気持ちをもう
一度持ってやれたことは、僕の中ではがんばりきれたって思いがあるから、悔しいけど晴れ晴れしい」と胸を張った。

 それでも「オリンピックしか残された道はなかったので、そのなかでどうしてもオリンピックにいきたいという気持ちが、
去年から(自分を)奮い立たせてくれた。ここまで選手をできたのも、平井コーチとタッグを組んでできたのも。
幸せものですけど、やっぱり平井先生とオリンピックに行きたかったというのが本音」と

悔しさをのぞかせた。

 「この10年は自分では消化できない時期もあったけれども、ここまで長い時間やって、最後は5位だったけど、
見てくれるお客さんがいて、たくさんの人に見てもらって、ここまでレベルの高いパフォーマンスができて、
自信を持って次のステージへ行きたいと思います」と“現役引退”を口にした。

 涙を浮かべたのは、恩師である平井伯昌コーチとのことを聞かれたとき。レース前の会話を問われると
「よし行ってこいと。いつもと変わらず送り出してくれたことに感謝です」と涙声になった。

 今後については「終わったばっかりだからね」と話し、「涙は我慢してたんでしょうけど」と向けられると
「泣いてんだもん、インタビューの人。ずるいでしょ」と答えるシーンも。再び今後について尋ねられ、
「オリンピック目指してやってきて、終わって数分でコメントするのは軽々しいと思うので控えさせていただきます」と明言を避けた。

 平井コーチは涙を流しながら「本気でオリンピックを目指して100メートルでは(準決勝で)派遣標準を切ってくれた。
本当によくここまで、ひたむきにやってくれた。すごく歴史に残る選手だと思う。最後までやりぬいて悔いはないと思う」
とまな弟子をたたえた。

 2004年アテネ、08年北京五輪で2大会連続の2冠に輝いた北島は、夏季五輪の日本勢では柔道女子の
谷亮子らと並ぶ史上最多5大会連続の五輪出場を目指していたものの、
エントリーした2種目とも五輪切符を手にすることができなかった。
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