1: :2016/04/22(金) 18:59:58.43 ID:
熊本地震をめぐって、インターネット上での発言が炎上する芸能人が後を絶たない。もちろん軽率な発言は論外だが、難癖とも思えるケースも少なくない。しかし、被災地を支えるのは何よりも“行動”だと、芸能評論家の肥留間正明氏が“炎上騒動”を斬った。(夕刊フジ) 熊本地震で自宅が全壊したタレント、井上晴美(41)。ブログで現状を報告したところ、ネットで批判にさらされた。井上は「なぜそんな風になるのかよくわかりません。残念です。これで発信やめます」とショックを隠せない。 福岡県出身のモデル、西内まりや(22)はツイッターで非常時に必要なものを書いたが、自撮りの写真をつけたところ炎上。16日に「不快な気持ちにさせてしまっている方々ごめんなさい」と謝罪した。 西内の場合、自撮り写真の掲載は思慮に欠けたとも言えなくはない。しかし今や、何かを発言するとネットで袋だたきにあう風潮がある。ネットの批判は言いがかりに近いものもある。しかも相手は匿名。 小生も、なんの前触れもなくネットで批判を浴び、一晩でホームページは炎上したことがある。書き込みの主は匿名。実に卑怯で卑劣だ。 http://www.sankei.com/entertainments/news/160422/ent1604220020-n1.html http://www.sankei.com/entertainments/news/160422/ent1604220020-n2.html だが、被災地へのメッセージを見ると、売名を疑いたくなるものも少なくない。「悲しい」「何とかしなければ…」といった並のコメントでは説得力がない。被災者に気持ちが十分に伝わらない。自分の宣伝と言われても仕方がない。 確かに、タレントたちの励ましは、被災者の励ましになるだろう。しかし、東日本大震災で、われわれが学んだのは「行動」することだ。 杉良太郎は「売名と言われてもいい」とトラックに荷物を積み込んで被災地に乗り込んだ。石原プロモーションの炊き出しも目を引いた。ペ・ヨンジュンは5000万円も寄付。レディー・ガガはコンサートまで行った。要は行動である。 熊本地震でも、歌手の石井竜也(56)をはじめ多くの芸能人が寄付をはじめた。俳優の高良健吾(28)やタレントのコロッケ(56)は被災地でボランティアをしている。金がなければ寄付を募る。現場で働き体で示す。 過去、ブログでコメントしているタレントが多いが、なんの役にも立たない。誰もが同じ気持ち。同情のコメントなどやめたほうがいい。コメントを出す以上、責任と行動が伴うことを知っておくべきだ。 |