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:2016/05/02(月) 20:51:12.82 ID:
南海トラフ地震「発生が早くなる」可能性も 専門家が指摘

 2度の「震度7」を観測した熊本大地震。この激震は「次の地震」に影響を与える可能性があると専門家は指摘する。

 東日本大震災以降、「次にくる大地震」の筆頭とされていた南海トラフ地震。30年以内の発生確率は60~70%と非常に高い。

今月1日、研究者をヒヤリとさせる出来事が起きた。三重県の紀伊半島沖でM6.1の地震が観測されたのだ。

 ここでは、近年はほとんど地震が起きていない。フィリピン海プレートが陸側のプレートの下に沈み込む場所で、普段はプレート同士ががっちりくっついているからだ。そこが動いたとなると、巨大地震の始まりかもしれない。

過去の地震は、この場所から破壊が始まっていた。

 いまのところ事態が大きく動く様子はないが、京都大学の西村卓也准教授は言う。

「この場所にひずみがたまってきている一つの指標ではある」

 地震の規模は最大でM9クラスを想定している。経済への影響は、コンビナートが津波で破損、流失するなど、生産・サービスの低下によって30.2兆円、東海道新幹線や高速道路の破損など交通の寸断によって4.9兆円と内閣府は試算している。

 過去の事例では、最初に東側の東海地域で、次に連動して西側の南海地域で地震が起きていた。

東西の発生間隔は、ほぼ同時ともいえるわずかな時間差から、数日、数年まで。

海洋研究開発機構(JAMSTEC)地震津波予測研究グループの堀高峰さんは「やっかいなのは、東海と南海が時間差で起きるとき。これで終わりかと思ったら次の大きな地震が来るというのが怖い」

 地震の予測でいま注目を集めるのは、地震の発生を早めたり、最後の引き金になったりする「トリガー」の存在だ。

 例えば東日本大震災では、震源近くで2日前にM7クラスの地震が発生。堀さんはこう見る。

「隣接する地域で起きた地震によって、南海トラフにひずみがプラスされ、発生が早まると考えられます」
http://dot.asahi.com/aera/2016042800283.html
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