街は緑が覆い、ビルは傾斜し、あちこちから水が湧き出て、
小鳥がさえずり、木々のざわめく音が聞こえて、
娯楽といえば自分のHDDにある動画や漫画の閲覧くらい。

暇なので作物育ててみたり、廃墟の本屋に既に古本と化した新刊をあさりに行く。

食事は超絶可愛い色白細身JC型ロボットが勝手に作ってくれて、
病気になったら同じロボットが介護してくれて、
会話の相手も同じロボットがしてくれる。

次第に動物たちと会話をする術を身につけ、
猫や犬、鳥や鹿などと友達になり、
最期は彼らの子孫とロボットに見取られながら死んでいく。



そんな世界に住みたい奴なんているのか。