1: :2014/12/05(金) 15:19:42.65 ID:
未完のサグラダ・ファミリア、IT駆使で工期150年短縮 スペイン・カタルーニャ出身の建築家アントニ・ガウディ氏が手掛けた未完成の巨大教会 「サグラダ・ファミリア」(聖家族教会)。この世界遺産は以前、完成までに300年くらいはかかると 言われていた。ところが、現在では2026年の完成が見込まれており、1882年の着工から 150年弱で完成することになる。この「工期半減」の裏には、3DプリンターやCNC(コンピューター数値制御)の 石材加工機といった先端IT(情報技術)の活用がある。 筆者は今から約30年前の学生時代にバックパッカーとして、バルセロナで建設中のサグラダ・ファミリアに 立ち寄ったことがある。当時は1882年の着工から既に100年が経過しており、「完成まであと200年くらいはかかる」と いわれていた。いずれにしても、自分が生きている間には、完成はしないものと諦めたのを覚えている。 ところが現在、サグラダ・ファミリアの完成予定は、12年後の2026年と大幅に前倒しされている。 筆者が生きている間に完成した姿を見られそうな気配になってきたのだ。 この予定が現実のものになれば、サグラダ・ファミリアは約144年の工期で完成する。 1980年代に見込まれていた300年という建設期間は、この30年間で半減することになる。 図面では表現しきれなかったこの建物の設計・施工に、3DソフトウエアやCNC加工機が使えるようになったことも、 150年以上の工期短縮の大きな力になっているようだ。 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO79896760Z11C14A1000000/?dg=1 |